平成6年10月26日 |
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ク ラ ス 担 任 制 等 に つ い て |
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平成6年6月22日開催の教官会において「体育・保健センターの自己点検評価」が報告さ
れたが,その中で「学生の諸問題に対するクラス担任の関わり方」について話題となり,クラ
ス担任制等について関係者で検討し,学生生活委員会等で審議するよう学長より指示があった。
これ
をうけ次の構成員による検討会を開催した。2回にわたる検討会での主な意見について報告す
る。
1.検討会の構成
・ 学生生活委員会:蒔田委員長,北田副委員長,野村委員(9系)
・ 体育・保健センター専任教官:安田好文教授
・ 第5工学系:青木克之教授(学長指名)
2.中間報告
(1) クラス担任の複数制について
・ 1・2年次は主担任として当該課程の教官1名及び副担任(仮称)として9系教官1名
をあてる。
・ 3年次は主担任として当該課程の教官1名及び副担任(仮称)として学生5人程度に1
人の割合で当該課程の教官をあてる。
・ 4年次及び大学院修士課程は従来どおりとする。
(2) クラス担任の職務について
・ 1・2年次は教育活動・学生生活等に関する事務的なこと(以下「事務的なこと」とい
う)は主担任が担当し,日常生活等の相談は主担任及び副担任があたる。
・ 3年次は事務的なことは主担当があたり,日常生活等の相談は副担任があたる。
・ 4年次及び大学院修士課程は事務的なことは担任があたり,日常生活等の相談は学生の
所属する研究室の指導教官があたる。
(3) 入学直後のサポートについて
・ 入学直後に日時を決めて,1年次は主担任と副担任が分担して,3年次は副担任が受持
ちの学生に対し個別オリエンテーションを行う。
(4) 学生へのカウンセリングについて
・ 1次的には担任及び指導教官があたる。この場合,場所とチャンスを与える。
・ 問題があると思われる場合は教官が専門のカウンセラーに相談する。
・ UPI調査を実施して個々の学生指導の参考とする。しかし強制はできない。
(5) クラス担任等の情報交換について
・ 各クラス毎に担任及び指導教官相互の情報交換を行う。
・ 年1回以上はクラス担任等の情報交換を行う。
・ クラス担任等を対象に専門家による講演会等を実施する。 |
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