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                                16.1.26  学生生活委員会

ク ラ ス 担 任 要 領     

 クラス担任は,担当クラスの学生に対して教育上の諸問題や学生生活等に関して,助言・指導を行う。
具体的な職務を以下に示す。

 1.履修ガイダンスとオリエンテーション
   履修ガイダンスは,各課程における教育目標とそれを達成するための具体的方法等(卒業までに修得
  すべき科目や履修上の諸注意)を説明するもので,(編)入学時ならびに1年次選択コース学生の課程
  配属時に行う。教育目標については教務委員あるいは系長が説明をし,具体的な方法等についてはクラ
  ス担任が説明する場合が多い。

   オリエンテーションは,学生相互ならびに学生と教員(主としてクラス担任)との親睦を図ることを
  目的とするもので,(編)入学後の早い時期に行う。

 2.入学後の定期的な履修指導および学生の動静(授業への出席状況など)の把握
   履修状況や動静について把握し,必要に応じて助言・指導を行う。
   (1) 教務係から毎学期配布されるクラス学生全員の「単位修得表」をよく点検して,単位の修得状
     況を確認する。
   (2) 不登校学生を把握するよう努めなければならない。具体的には以下の方法が考えられる。
    ア.1,2年次の場合は学生数が少ないので,クラス担任が学生と適宜(例えば,毎学期1回)懇
     談する。
    イ.3年次の場合は学生が多くなるので,クラス担任ひとりでは困難となる。別紙に示すように,
     平成7年度から全学的に実施され始めた教員チューター制などにより,クラス担任が他の教員と
     連携して,学生の動静を把握する。必要に応じて,担任あるいは教員チューターが助言・指導を
     行う。
    ウ.工学実験などの担当教員から,休みがちな学生について情報を得る。
   (3) 上級学年や他課程の開講科目の履修希望に対する承認をクラス担任(あるいは指導教員)が行
     う(最終的には授業担当者の許可が必要)が,安易に承認せず,授業内容と開講時間を確認した
     上で承認するか否か判断する。

   研究室に配属されている学生については,指導教員が履修状況や動静を把握し,担任に適宜報告する。
  クラス担任はクラス全体の状況を把握する。

 3.奨学金の推薦書の作成
   奨学金は,その貸与や給与を希望する学生にとっては極めて重要な問題である。研究室配属前の学生
  に対してはクラス担任が推薦書を書く立場にあるので,適切に推薦書を書かなければならない。

 4.休学,復学,退学,転学,課程間の移籍,飛び級等の申請に関する助言・指導・承認
   学生やその家計支持者に不利益が生じないよう,これらの規定をよく理解しておく必要がある。下記
  【参考】にクラス担任がとるべき手続きを示す。なお,研究室に配属されている学生については,休学
  等の承認に関することは指導教員が行うので,クラス担任はクラス全体の状況を把握する。

 5.留年生のケア
   留年生については,現在と前のクラス担任が連携を取り,必要に応じて助言・指導する。
   4年次学生のうち特別研究の履修条件を満たせなかった学生(4年次で留年)の場合,4年次の1学
  期終了時点で卒業に必要な単位をある程度修得してしまうと,2学期以降大学に来る機会が少なくなり,
  しだいに不登校(ひいては退学)への道を歩む者が時折見られるので,注意が必要である。

 6.外国人留学生のケア
   チューターの決定と指導(チューターの役割などについて),および,チューターと連携した履修指
  導(特に学部1年次入学者(H15年度以降の2年次編入学者を含む))を行う。

   留学生から民間住宅入居契約時の保証人になることを求められたときは,留学生課に出向くよう指導
  を行う。留学生住宅総合補償(年額7,500円)に加入することを条件に,留学生課長名で機関保証をし
  ている。

 7.学生の交通事故への対応
   クラスの学生が交通事故を起こしたことを知ったときは,系長および学生課長に報告する。

 8.カウンセラーの紹介
   メンタルな悩みを抱えている学生への的確な対応は素人には困難な場合が多いため,学生にカウンセ
  ラーを紹介するのが良い。また,カウンセラーを紹介する前に,クラス担任がカウンセラーに対応の仕
  方を相談するのも良い。なお,本学では定期的にカウンセラーによる学生相談が実施されている。詳細
  な情報は掲示,体育・保健センターの看護師または学生課から得ることができる。

 9.担任業務の引継ぎ
   クラス担任が交代する場合,前任者と後任者の間で引継ぎを確実に行う。

【参  考】:各種手続きについて(不明な点については教務係に問い合わせるのが良い。)

休 学 :







復 学 :



退 学 :




転 学 :



移 籍 :
(課程間)


飛び級 :

 申請には,クラス担任(または指導教員),教務委員,系長の承認(押印)が必要(学則
第30条,第32条,第33条)。
 休学期間は在学年限に算入しないので,休学するとその休学期間分又は期間以上に,通常
の修業年限よりも多くかかることになり,卒業が確実に遅れる。
 学生が病気や事故によりしばらく学校を休むとき,回復後の学習により卒業時期を遅らせ
ることなく卒業できる可能性がある場合には,休学手続きをとらせるべきではない。このこ
とをよく理解し,学生や家計支持者に十分に説明する必要がある。

 休学期間中に復学する場合には,「復学願」にクラス担任(または指導教員),教務委員,
系長の承認(押印)が必要。休学期間が満了となり復学する場合には承認は不要(学生が教
務係に「復学届」を提出する)(学則第34条)。

 申請には,クラス担任(または指導教員),教務委員,系長の承認(押印)が必要(学則
第37条)。
 退学しようとする学生と面談して退学する理由を聞き,止むを得ないと判断した場合を除
き,学業を継続するよう少なくとも一度は説得を試みる。

 申請には,クラス担任(または指導教員),教務委員,系長の承認(押印)が必要(学則
第35条)。
 転学の許可とあわせて退学の承認も必要となる。

 申請には,クラス担任と系長の承認(押印)が必要(学則第23条)。
 課程間の移籍に関する規定は,「豊橋技術科学大学工学部教育課程及び履修方法等に関す
る規則」(履修要覧の末尾の方に記載)の第16条に詳しく記されている。

1年次入学者のみが対象。3年次編入生は飛び級制度を利用できない(学則第42条第1項第
5号)。
 飛び級制度を利用して大学院に進学した場合には,大学卒業の資格はもらえないことを説
明する必要がある。


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